ニュージーランドでは、1996年に就学前教育カリキュラムとして0歳~就学年齢までを対象とした「テ・ファリキ」が作られました。保育者や保護者などの意見も取り入れられた保育・教育内容となっており、4つの原理(エンパワメント、ホリスティックな発達、家族とコミュニティ、関係性)と5つの要素(ウェルビーイング、帰属感、貢献、コミュニケーション、探究)を柱とした教育・保育を行っています。
「ファリキ」とは、ニュージーランドの先住民族マオリの言葉で「織物のマット」という意味があり、マオリ語と英語の二文化主義が徹底されています。また、園内の様々な資料は2カ国語で書かれています。
