幼稚園ブログ

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めじろがカラスに襲われた

2014年05月20日

食事の準備をしていると、テラスに大きなカラスが突然現れる
「どうしたんだろう」「こんなに近くにカラス来ないよね」
その後もカラスは側のイチョウの木に止まり、じっとテラスを見つめていました

なにげなくテラスを除くと、クラスの前に鳥が

T「大変、鳥が動かない」C「どうしたの・・・・」
T「テラスにうずくまっているの」C「先生だっこして」 抱き上げてみると、すでに息がありません。
C「なんか死んでるみたい」「でも身体まだ温かいよ」
「きっと、カラスにやられたんだ」
「かわいそう・・・身体に傷がある」「カラスのつめでやられたんだ」
いちょうの木には、大きなカラスが様子を見ています
子ども達は夢中でカラスに向かい「あっちへいけ・・・・」
「どうして・・ころしちゃったの・・・・」といいながら追い払います
C「先生きれいな箱に入れよう」「テッシュの布団に寝かせてあげよう」
「またカラスが襲ってくるかもしれないから、先生早く窓をしめて」
子ども達は、悔しさと悲しみを言葉にして気持ちを分かちあっていました
C「この鳥の種類は・・きっと黄緑だから鶯かな・・」
本棚から図鑑をだして調べ出し、ようやく同じ鳥を見つける事ができました
C「わかった、これ めじろ だよ・・」

食事中
T「鳥どうする?亡くなっちゃったから。」
しばらく考えるC
女の子C「そうだ、皆でお葬式してあげない」
「それがいい、そうしよう。お墓作って、天国に行ける様にしよう」
T「それがいいね。でも何処にお墓作ってあげよう」
C「園長先生に聞いてくる」同じグループの6人で相談にいきました
「聞いたら、お地蔵様の所につくってあげてと」
T「それは良かった。午後皆でお墓つくりましょう」
C「森組だけでなく、池組や月組にも知らせて、皆でお葬式をしよう」
「名前つけよう・・・・ぴーちゃん」
「いい名前だね。」
代表のCが2クラスに、なくなった鳥を持っていき、お葬式の話をしてくる

食後
最初にご馳走様をしたCが、自分達で穴を掘り始めていました
T「先生が言わなくても、ピーちゃんのお墓作ってくれているの?」
C「そうだよ、早く埋めてあげないと、またカラスに連れて行かれるから」
穴を掘るCに向かって
C「もっと深く掘って・・カラスがくちばしで掘るかもしれない」 
「わかった、任せておけ」
頼もしい男子が一所懸命に堀るました。

 

 

お墓
クラスの空き箱を見つけていつの間にか、お墓を作っていました

 

お葬式
いよいよ準備が整い、お別れのときを迎えます
皆で順番に抱っこをして、やさしくなでてあげながら
C「だんだん冷たくなってきた」「でも羽の中は暖かいよ」
「身体が硬くなってきた」
ぴーちゃんに触れて、亡くなるとどうなるか?肌で感じる子ども達でした

 

 

年長組が集まり、一人ずつぴーちゃんに土を掛けてお参りをします
C「さようなら」「お地蔵様ちゃんと天国に連れて行ってください」
「今度は、カラスにやられないようにね」
「星になってね」
お参りの列は長く、途切れる事がありませんでした

 

 

 

最後は丁寧に土をかけ、お花を飾りました

 

 

お墓が出来ると、自分で作った泥団子をもってきて
C「ぴーちゃん、お団子だよ。おいしいから食べてね」
一つが二つ、三つに増えて

 

 

ぴーちゃんの為の、お団子屋さんが始まりました

 

ぴーっちゃんのお墓は、いつのまにか沢山のお供えでいっぱいになりました

 

日ごろの保育の中で、命の大切さを伝えてきましたが、今日は皆にとってもとても悲しい経験を した1日になりました。
経験をとおして無心に手を合わせる、仏教教育の大切さを子どもと共に感じた出来事でした


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